30代で「未経験転職を成功させる」7つのポイント 〜39歳で未経験転職を成功させた筆者が解説〜

30代で未経験転職を成功させる7つのポイント

*当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

ミホ

30代で未経験転職したいのだけど、どんなことを気をつければいいの?

タクヤ

35歳すぎても未経験転職ってできるのかな?

サトシ

実際の未経験転職の体験例もしりたい!

こんな疑問に答えていきたいと思います。

ここでは30代で未経験転職を成功に導く7つのポイントをご紹介します。

私は実際に39歳で未経験転職に成功しました。職種も業界も未経験の転職をしましたが、給与は上がり、残業も減り、リモートワークとなり家族との時間も増えましたので非常に満足しています。

未経験転職は簡単ではありませんが、人生100年時代において新しいことにチャレンジする意義はとても大きいと感じています。未経験領域にチャレンジしたい方は是非されてみてください。

ただ未経験転職は通常の転職活動のように進めてはうまくいきません。

未経験転職ならではの成功ポイントがいくつかあります。

今回は未経験転職だからこそ気をつけたいポイントを7つご紹介します。

最後に私の未経験転職成功例も紹介しますので、参考にして頂ければうれしいです。

別途、同業種や同業界への転職(転社)の際に気をつけたいポイントは「30代で転職を成功させる為の2つの視点と16のポイント」にまとめています。

転職を成功させる基本としてこちらも是非参照ください。

動画で見る!
目次

30代で未経験転職を成功させる7つのポイント

30代で未経験転職を成功させる7つのポイント

①なぜ未経験転職をしたいのか整理する

まず考えるべきは未経験転職をしたい理由を自分の中で整理して転職の軸を明確にすることです。

これまでの経験が活かしにくい未経験分野になぜ行きたいのか、未経験転職で本当に自分の希望が叶うのか。

例えば営業が嫌だから他の職種に転職したいと考えたとき、その理由が上司からのプレッシャーだとすると、嫌なのは営業というより上司。職種というより人間関係の悩みかもしれません。

なぜ転職、しかも未経験転職者をするのかを明確にして自分として納得感があるものにしましょう。

この理由が腑に落ちていないと面接でも説得力に欠け内定がでません。

仮に考えていく中で自分の希望を叶える他の手段をでてきたら、未経験転職にこだわらず広く可能性を模索するのもよいでしょう。 転職の軸の作り方は「【ワークシート付き】30代からの転職の軸の作り方」にもまとめていますのでご活用ください。

②企業の要望と自分の希望をよく理解してマッチングする

転職活動の鍵はマッチングです。自分の希望と企業側の要望がうまく合わないと転職は成功しません。

まずは企業の求人をよくみてどんな人材を求めているかを捉えましょう。その上で自分のもっているポータブルスキルをうまくアピールしましょう。

30代の人材を採用する場合、企業は即戦力を求めます。しかし異職種への転職の場合、職種スキルがないためすぐの活躍が難しい場合が多いです。ですのでそれを補うように魅力を伝える必要があります。

企業によって求める人材はそれぞれですが、アピールするのにおすすめなのはマネジメントスキルです。

マネージメントは業界や職種に関わらず使えるスキルで30代であれば求められるスキルです。現職の実績とともにマネージメントスキルを押してください。

マネージメント経験がなくとも自分が先導したプロジェクトや他部者との連携、後輩育成などマネージメントスキルに紐付けてアピール可能です。

 ③やりたい仕事の実務経験を経歴書にいれておく

応募する職種や業界の情報を職務経歴書に明記して下さい。

例えば営業からマーケティングに転職したい場合、これまでマーケティング部門との仕事経験や実績。個人的にマーケティングをした経験など。

営業だからマーケティングはしたことないよ。ということでしたら、今から出来るだけ個人的にマーケティングの真似事をしたりマーケティング部門と仕事をするような動きをしてみて下さい。

全く経験のない仕事はへの転職は仮に内定がでても働きだしたら職種がイメージしていたのと違うということが起こりえるので要注意です。

採用する企業からしても営業でありながら、マーケティングのような活動をしていたりマーケティングの仕事への理解が深い人であれば好意的にとります。

ただ、この場合はではなぜ今の会社でマーケティング部門に転籍しなかったのか?というツッコミが容易に想像できるのでその解答も用意しておきましょう。

④間口を広くとる

基本的に30代、特に30代後半の未経験転職は不利です。選考でも落とされることが多くなりす。基本受からないくらいの気持ちで間口を広くとって応募することをおすすめします。

書類選考の段階では、できるだけ選り好みせず応募し、受かったところから考えるというくらいで丁度いいです。面接で印象が変わる企業もありますので、はじめはあまり興味がわかない企業でも選考が進む限りは続けてみるのもいいでしょう。

まずは広く、そこから狭めて下さい。

⑤未経験歓迎は気にしなくていい

求人の中には未経験歓迎!といった未経験転職を後押しするような求人もありますが、あまり気にしない方がよいです。未経験歓迎は離職率が高かったり、魅力薄な企業が多いからです。

まずは自分の希望する企業群に書類で精一杯のアピールをしましょう。

間口は広げるべきですが、あくまで自分が興味のある分野であるべきです。

⑥狙い目は新市場、新設部署、新職種

未経験転職での狙い目は新しい市場、部署、職種です。

新市場で勢いのある企業は人手が足りていません。

新設部署は新しいことを始める任務があるため新しい経験やスキルをもった人を探しています。

新しい職種、例えばカスタマーサクセスなどはまだ経験のある人が少ないので未経験でも可能性があります。

自分の希望にあった企業への応募が基本としながらも、こういった新しい分野への応募も検討してみて下さい。

⑦ポータブルスキル+経験を売り込む

未経験転職では未経験分野でも活かせる自分のポータブルスキルを深掘りして下さい。その上でそのスキルが生きた具体的なエピソードを用意しましょう。

マネージメントスキルについてはすでに取り上げましたが、それ以外にも自分らしい強み。新しい業界や職種でも活かせるスキルをあなたならではの経験を紐づけてアピールしましょう。

自分にはアピールできるような経験やスキルがないと感じる人もいるかもしれませんが、30代までちゃんと仕事をしてきた人には誰にでも経験やスキルは備わっています。是非これまでの自分の仕事をじっくりと振り返ってみて下さい。

自己分析の方法は「30代転職を成功させる自己分析のやり方〜ワークシート付き〜」にまとめています。ポータブルスキルをまとめたワークシートもありますので、是非ご活用ください。

未経験転職での注意点

未経験転職での注意点

次に未経験転職での注意点について簡単にご説明します。

未経験転職は入ってからが大変

言わずもがなですが、未経験転職は新しい知識や作法を一から学ぶ必要があるのではじめは大変です。通常の転職でも会社になれるまで3か月程かかりますが、未経験転職の場合は6か月以上はかかりますので覚悟しましょう。

業界を変えるとこれまでの人脈もなくなりますし、職種を変えると今までの経験も通用しません。

未経験転職は新しい自分に変われるチャンスでもありますが、入ってからは相当な努力が必要になることを覚えておいてください。

特に未経験転職者が少ない会社は外部文化に閉鎖的だったりと難易度が高いので、できれば未経験転職者がそれなりにいる会社を選ぶことをおすすめします。

年収が下がる可能性もある

未経験転職の場合、職種のスキルや業界の経験がない為年収が下がる可能性があります。ただ、あまり譲歩しすぎないように年収の最低ラインは意識をしておきましょう。

個人的には30代後半の転職では年収にはこだわった方がよいと思います。未経験だからといって必ずしも年収が下がるわけではありません。あまり自分を低く見積もらず、まずは年収アップを目指して下さい。

今までの自分はついて回る

未経験転職をしたい方は「この転職で心機一転、新しいスタートを切るんだ」と考えていると思います。

新しいことへのチャレンジはとても素晴らしいのですが、転職にあまり期待しすぎるのは要注意です。業界や職種を変えても、これまでの自分はついて回ります。

ここでもない、あそこでもないと、いくら環境を変えても自分が変わらなければ問題が解決しない場合もあります。

「未経験転職が自分を変えてくれる」と転職に過度に期待するのではなく、どうやったら自分の理想の仕事ができるかを考えた上での一つの手段として未経験転職を捉えておいた方が賢明です。

もし自分を変えたいけど、どうしたらいいかわからないと悩んでいる方は「Life Go ワークショップ:30代後半から人生を変えるワークショプ」を参照してみてください。本サイトWork Goの姉妹サイトで完全無料のワークショップです。

39歳で未経験転職した筆者の例

39歳で未経験転職した筆者の例

最後に39歳で未経験転職に成功した筆者の例をご紹介します。

筆者の未経験転職実績

企業:インテリアメーカー→化学メーカー

業種:営業→マーケティング

年収:600万円→700万円

残業:60時間→15時間

今回ご紹介した7つのポイントについては下記のようになります。

筆者の未経験転職の7つのポイント

①未経験転職理由:副業をするために残業減で年収UP可能な会社を選ぶ、なければ残留

②企業と自分の要望のマッチング:企業が求めるマネージメント能力、海外経験などがうまくマッチング

③やりたい仕事の経験を経歴書に記載:営業に加えマーケティング、新規開拓事業を明記した

④間口を広くとる:様々な業界、業種を対象に20社ほど応募、内定は2件

⑤未経験歓迎は気にしなくていい:未経験歓迎求人への応募はゼロ

⑥狙い目は新市場、新設部署、新職種:新設部署に転職成功

⑦ポータブルスキル+経験を売り込む:試行力、完結力などをアピール

私は39歳で未経験転職しました。

業界、職種どちらも変え、転職の目的であった年収アップ、残業時間減少に成功しました。

30代のうちに自分の市場価値を確認したいと考え、もし今の企業より条件のいい企業があれば転職を考えようくらいの気持ちで始めました。希望としては残業を減らして副業の時間の確保したかったので営業職以外の職種や参入障壁の高めな業界を受けました。

職務経歴ではマネジメントと試行力、完結力などをアピールしながら、海外営業、マーケティング、新規事業などの経験を記載し、20社ほどに応募。最終的に2社の内定を頂きました。

採用いただいた企業は新設の新規事業開発部門のマーケティング人員として海外のマネージメント経験のある経験者を探してました。求人票には未経験可の記載は特になかったのですが、新規事業開発ということで異業種からの応募も懐深く受け入れていたこともあり内定に繋がりました。

成功ポイントはいくつかありますが、企業が求めていた海外+マネジメントというキーワードにうまく引っかかったこと。それに結びつく幅広い経験で納得感を得られたことが大きかったと思います。

その他、成功する為に必要だと感じたポイントは「30代で転職を成功させる為の2つの視点と16のポイント」にもまとめていますので参照ください。

 30代で未経験転職を成功させる7つのポイントまとめ

 30代で未経験転職を成功させる7つのポイントまとめ
30代で未経験転職を成功させる7つのポイント

①未経験転職理由を明確にする

②企業と自分の要望のマッチングをする

③やりたい仕事の経験を経歴書に記載

④間口を広くとる

⑤未経験歓迎は気にしなくていい

⑥狙い目は新市場、新設部署、新職種

⑦ポータブルスキル+経験を売り込む

30代からの未経験転職は通常の転職に比べるとハードルが高いですが、不可能ではありません。

むしろ人生100年時代においては今後ますます増えてくると思います。

未経験転職では今までの経験が使えない分、自分のポータブルスキルを意識します。

自分の「どこにいっても使えるスキルは何か」「どこでも生きてくる特性は何か」こういったことが明確になってくると自分の売りどころがわかります。そして、自分の売りどころをうまく市場にアピールすることができると自信もつき結果もでやすくなります。

未経験転職は大変な分、実りは大きいです。自分ならどんな分野でもやっていけると自信もつきます。

未経験転職にこだわりすぎるのもよくないのですが、あなたの理想の働き方を実現するのに未経験転職が必要なのであれば、是非今回の7つのポイントを参考にしてみてください。

新しいことにチャレンジするあなたを心から応援しています!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Work Goの代表
「やりたいことがわかない」と苦しみぬいた30代から一新。39歳で未経験転職で年収UP、残業減に成功。
プライム上場ホワイト企業に勤務するかたわら副業、投資、子育てに奮闘。
「30代後半からでも変われる!」をコンセプトに情報発信中

コメント

コメントする

目次