【厳選】転職を成功に導くおすすめ転職本11選　〜転職活動のステップ毎に紹介〜

ここでは転職を成功させるのに役に立つ本を紹介します。

転職活動には自己分析、企業選定、面接対策など多くのステップがあります。

転職についての情報はネットでも見つかりますが、書籍は情報の質が高く、体系的に理解できるため良書を数冊読んでおくことでより転職を有利に進められます。

特に転職をするにあたり、どういった思考でのぞむのがよいか、転職に対する考え方について書籍で学べることは大きいです。

私は実際に３９歳で未経験転職で年収UP、残業減に成功しましたが、本で学んだことは求人選定や実際の選考でもとても役に立ちました。

転職活動中は忙しく読書の時間がとりにくいですが、本を聴くことができるAudibleであれば移動時間や隙間時間を活用できるのでおすすめです。

今回は数ある転職本の中からも特におすすめな本をステップごとに厳選11冊ご紹介します。

是非あなたの転職活動にお役立てください。

転職の考え方を学べる本

まずご紹介したいのは「転職の考え方」について学べる本です。

特に３０代以降の方は自分がもっている職業観や転職のイメージが時代に合っていない可能性もあります。

目から鱗の内容も多いと思いますので、転職やキャリアをどう考えるべきか情報をインプットしてみてください。

転職の思考法

転職を考えたらまず読みたいのが「転職の思考法」です。

題名のとおり転職についての普遍的な考え方を教えてくれる本です。

市場価値、企業の選び方、やりたいことの見つけ方ななど転職やキャリアを考える上でのモヤモヤをストーリー形式で解決してくれます。

具体的に転職を考えていなくても、「このまま今の会社にいてもいいのか？」と思ったら読んでみると多くの気づきがあると思います。

多くの人が転職に恐怖を感じるのは、何かを手にするからではない。人生で初めて何かを手放すことになるからだ。しかも自分の意思で。

会社が潰れても生きていける大人と、 生きていけない大人の２種類がいるとしたら、 両者をわけるのは何か？ それは、上司を見て生きるか、マーケットを見て生きるかだ。

「転職の思考法」はストーリー形式なのでオーディオブックで聴くのがおすすめです。

Audibleなら通勤時間を利用して、映画を見ているような感覚で聴くことができます。

転職2.0

「転職2.0」は、従来とは違う新しい転職の概念を学べる本です。

自分の中の転職に対する考えをアップデートして新しい視点で今後くる時代にあった転職をするためには必読な一冊です。

下の表をみると、転職2.0がこれまでの転職・キャリアの考え方や捉え方とは、大きく異なることがわかると思います。

「転職は、あくまでも自分の市場価値を上げるための手段のひとつ」というのが本書の主張。

その上で自分の価値をどうあげていくべきなのか、その考え方と具体的行動についてのまとまっています。

「正しい転職の価値観」と「正しい転職の方法論」を知れば、これまでの経歴に関係なく誰もが〝我慢しない自由な働き方″を手にすることができるのだ。

「転職2.0」は本を買うと1,760円ほどしますが、Kindle Unlimitedに新規登録で無料で読むこともできます。

転職と副業のかけ算

著者のmotoさんは新卒で地方のホームセンターのレジ打ちからスタートし、４度の転職と副業で年収5000万円を稼ぐようになった方です。

これまでの一般的なキャリアのイメージを一新させた１冊で、転職と副業を駆使したキャリア論を学べます。

終身雇用の崩壊で企業に属することはもはや安定ではなくなった今、何が必要なのか、具体的な答えがここにあります。

無駄がなく内容の濃い非常に読みやすい本です。

これからのサラリーマンには『キャリアを自分で取りにいく』『個人で稼ぐ力を持つ』といった考え方が必要です。それが“本当の安定”に繋がります。転職と副業は、そのための誰にでも使える術(すべ)です。

「転職と副業のかけ算」は文体がシンプルでわかりやすいのでオーディオブックで聴くのがおすすめです。

Audibleなら隙間時間で倍速で時短で聴くこともできます。

科学的な適職

「転職をするときにどんな企業を選ぶべきか」「そもそも自分にあった職業ってなんだろう？」そんな疑問を持ったら、主観的な自己分析も重要ですが、客観的なデータを知ることも有益です。

「科学的な適職」は科学的な根拠を基に合理的な職探しの仕方がわかる本です。

実は好きなことや給与や伸びる業界などで仕事を決めることは合理的ではありません。

自分のバイアスをとりはらい自分に本当にあった職につくためにも是非読んでみてください。

「満足度が高い仕事とは、他人を気づかい、他人に新たな知見を伝え、他人の人生を守る要素を持っている」

給料の多さや仕事の楽しさなどの要因とは関係なく、社内に良い友人がいるだけでも人生が幸福になる

今なら「科学的な適職」がKindle Unlimited無料で読めます。

すでにメンバーの人はすぐにでも読めます。まだの人は下記のKindle Unlimitedのボタンからどうぞ。

苦しかったときの話をしようか

日本最高のマーケッターとの呼び声が高い森岡毅さんの１冊です。

一風変わったタイトルですが、自分の娘に語る格好で将来の仕事を考える際のヒントを与えてくれる本です。

非常に読みやすく働くことの本質をついた１冊です。

「何をしたいのかわからない」「今の会社でいいのかな」と悩む方には特に刺さる内容だと思います。

個人的にはすべての学生が就活前に読むべき１冊だと思っています。

キャリア戦略とは、その人の目的達成のために、その人が持っている”特徴”を認識して、その特徴が強みに変わる文脈を探して泳いでいく、その勝ち筋を考えるということだ。

スキル（職能）こそが、相対的に最も維持可能な個人財産である。

「苦しかった時の話をしようか」はaudiobookと相性が抜群です。

会話口調なので読むよりもずっと内容を吸収できます。私は実際にaudiobook.jp で聞きましたが、終盤の展開で若干泣きました。

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自己分析をする時に使える本

転職活動において一番大事なのは自己分析です。

自分が何を求めているのか、自分の武器はなんなのか、どこに向かいたいのか。ここが全ての出発点です。

ただ自己分析は迷子になりやすいのも事実です。

自己分析にあまり時間をかけすぎないためにも、あなたの自己分析を効率的にすすめるのにおすすめな本を３冊ご紹介します。

あなたが「一番輝く」仕事を見つける 最強の自己分析

「最強の自己分析」は自己分析に必要な事項がすべて網羅されていて、本の中で用意されているワークシートに取り組みながら自己分析を完結することがきる本です。

転職で内定を獲得するためだけでなく、どうしたら自分を一番発揮できるかを主軸にしているため自分の働く軸をつくっていくのに最適な１冊です。

本書は2009年に初版された後反響が大きく何度も増刷、リニューアルをしてきたロングセラーです。

「あなたが「一番輝く」仕事を見つける 最強の自己分析」は本だと1430円しますが、今ならKindle Unlimitedで無料で読めます！

ハーバードの自分を知る技術　悩めるエリートたちの人生戦略マップ

「悩めるエリートたちの人生戦略マップ」は、キャリアを考える上でどう自分を捉えれば良いかがわかる本です。

著者はゴールドマン・サックスで副会長を務めハーバード・ビジネススクールで教授を務めたカプラン教授です。

自分の長所と短所をしること、本当にやりたいこと、心の声の影響力についてなど、解説とともにワークショップ型で自己分析に取り組めます。

多くの学生や社会人と接してきた教授の言葉には説得力があります。

潜在能力を発揮することは、スイッチが入ることとも、ひらめくこととも違います。むしろ、内省し、地道に学び、学んだことを行動に移すというプロセスを一貫して行わねばなりません。このプロセスを繰り返すことで、あなたは本領を発揮できるようになり、チャンスを最大限に活かせるようになるのです。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

「自分の強み」を知りたいならば、最適な１冊です。

人の強みを３４の分類に分けて、それぞれの強みや活かし方を具体例とともに紹介しています。

自分の分類を診断するためのアクセスコードがついており、そのアクセスコードをつかってネット診断をうけることがで自分の強みを知ることだできます。（アクセスコードは中古の本だと使えませんので注意ください。）

累計１２０万冊のベストセラーで世界で一番信頼されている強み診断です。

面接対策に役立つ本

転職活動の中で悩みが多いのが面接です。

折角書類が通ったのに自分の思いをうまく伝えられなかったり、訴求方法を間違って落ちてしまうのはもったい無い。

面接は練習と事前準備が重要ですが、本を読んでおくと事前に注意点をインプットできるのでおすすめです。

転職面接突破法―10万人が受講した究極メソッド

元リクルートエージェントの方が書かれた本で面接に必要な要素がギュッとつまった１冊です。

面接で重要なのは「接点」というのが本書の主張ですが、私も実際の転職活動をする中で一番意識したのが接点でした。このポイントを軸に面接を展開することで面接で焦ることはなくなり、採用担当にもうまく刺さる訴求ができます。

文体が非常に読みやすく、中身も濃いので納得感が高いです。

実例も数多く掲載されているので面接を受ける前には一度目を通しておきたい面接対策本です。

面接前には「自己分析」「企業分析」「フィッティング」をして企業との間の”３つの視点”を掴んでおこう。それをもとに転職のストーリーを組み立てれば、志望理由、転職理由、自己PRなどどんな質問に対しても一貫性のある回答ができるはず。

採用側の本音を知れば転職面接は9割成功する

面接で重要なのは採用者の視点にたって自分をみることです。

その上で採用担当がどんな意図でどんな質問をしてくるのかを知ることが重要です。

本書はまさに採用側の本音を丸裸にする内容で非常に参考になります。

まず相手を知り、その上で自分をどうアピールすればよいか具体的な方法がみえてきます。

注意していただきたいこともあります。転職面接の質問は、似たような問いかけであっても、応募者によって面接担当者の意図、また回答に対する期待や評価ポイントが一律ではないという点です。

問いかけられた言葉の裏に隠れている本音、質問の意図をくみ取ることができれば、自分が採用されるための”正しい答え”をみつかられるでしょう。

自分に合った働き方を手に入れる! 転職面接の話し方・伝え方

面接は内容も重要なのですが、それ以上にどう伝えるかというのが重要です。

折角よいものを持っていてもうまく伝えることができなければ宝の持ち腐れです。面接は要はコミュニケーションですので、この部分をブラッシュアップすることで合格率を上げることができます。

本書は面接での話し方、伝え方に特化した内容の面接対策本です。

具体例が非常に多く紹介されていて、実際にどのように伝えるのかすぐに実践に移せる内容となっています。

特に「自分は口下手だな」「うまく話しがまとまらないんだよな」という方には是非一読してほしい本です。

「納得してもらえる伝え方を知る」ことです。”ものは言いよう”とも言いますが、同じ本音でも伝え方しだいで面接官が受ける印象は異なります。下手な伝え方をして損をしないよう、気をつけるべきポイントをおさえましょう。

転職を成功に導くおすすめ転職本一覧