ここでは未経験転職を成功させるための転職活動のやり方を解説します。
事前準備の自己分析から、企業選定、書類作成、面接多作、最後の退職交渉まで未経験転職に必要なすべてのステップを網羅した内容になっています。
成功に必要な要素だけをギュッと詰め込みましたので、無駄のない内容となっていますが、分量は多いのでブックマークなどして実際の転職活動を行いながら参照する情報源として使っていただければと思います。
私は実際に39歳で未経験転職をしました。未経験ながら年収は100万円ほど上がり、基本リモートになり残業も月10時間ほどに減らすことに成功。職場の人間関係も改善したので転職して本当に良かったと思っています。
未経験転職は同じ職種や業界での転職に比べて難易度は高いですが、ポイントを押さえて転職活動を行えば年収を下げずとも自分の就きたい職種や業界へ転職が可能です。
是非本記事の内容を使い倒して転職を成功させてください。
「やりたいことがわからない」「毎日がつまらない、、」とモヤモヤしている人は、「今後どう生きるのか?」を整理すると心がスッキリします。
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そもそも転職すべきか?
未経験転職を考えている人は「今の業界に未来を感じない、、」「営業を辞めたい。。」などと業界や職種に不安や不満がある人が多いのではないでしょうか。
ただ未経験となると「これまでの経験も活かせないし、給与もさがるかも」「自分なんてどこもとってくれないかも、、」と不安もあり転職活動に動けない人も多いかもしれません。
私も自分に自信がなく、なかなか転職活動に切り出せませんでした。
しかし今思うと、転職活動をする前から転職すべきかどうかを考えるのはあまり意味がありません。気持ちはわかりますが、内定もないのに転職しようかどうかを考えているのはただ妄想して悩んでいるだけです。
転職すべきかどうかは実際に内定をとってから考えれば良いことです。
ですので、転職すべきかどうかを悩むより、少しでも転職に興味があるのであれば、実際の転職活動をはじめてみることをおすすめします。
仮に最終的に転職をしなくとも自分の市場価値の確認ができたり、新しい可能性をみつけることができたり、転職活動は非常に有意義な活動です。これは実際にやらないとわかりません。
転職活動にはほとんどお金もかかりませんので転職を考えたらまず動いてみましょう。
30代未経験転職の現状
転職活動をはじめるにあたり、30代の未経験転職について簡単にみていきましょう。
30代未経験転職は可能か?
まず30代の未経験転職の可能性についてですが、結論から言うと30代での未経験転職は問題なくできます。
特に最近は以前に比べて未経験転職に成功する確率があがってきています。
2つのデータをみてみましょう。
Q:直近で未経験の業種・職種に転職をしたときの年齢を教えてください。
20代 | 29% |
30代 | 35% |
40代 | 25% |
50代 | 11% |
こちらは転職サイトビズリーチが会員向けに行ったアンケート調査です。
未経験の業界や職種に転職をした年齢は30代の35%が一番多いという結果がでています。30代は一番未経験転職に向いている年代ともとれます。
年齢 | 異業界 | 異職種 |
30~34歳 | 54.0% | 28.8% |
35~39歳 | 50.1% | 28.0% |
転職エージェントdodaの調査では異業界への転職と、異職種への転職でそれぞれ30代の転職率を公開しています。
未経験転職者の半分以上は異業界への転職、職種をかえた転職者は1/3以下となっています。
ビズリーチもdodaも詳細な調査方法や回答数が明示されていないため数字を鵜呑みにすることはできませんが、30代で未経験転職をしている人は以外と多い印象をうけるのではないでしょうか?
全体的な転職率も近年はあがっていますので、今後も未経験転職者は増えることが予想されます。
異業種と異業界の難易度の違い
dodaの調査からもわかるように未経験と一言にいっても異業界と異職種では難易度が異なります。
転職 | 難易度 | 年収 |
異業界 | ★ | 今より給与水準の高い業界に行けば給与Up可能 |
異職種 | ★★ | 一時的な給与ダウンも覚悟 |
異業界x異職種 | ★★★ | 一時的な給与ダウンも覚悟 |
一般的には職種は変えずに業界を変えて年収やワークライフバランスを向上させるのが正当法です。
転職本で有名な「転職と副業のかけ算 」でも軸ずらし転職として紹介されていて、年収を上げる有効な手段として広まっています。
職種を変えるのは、業界を変えるよりハードルが高いです。30代は即戦力が求められる中、職種として経験がないと即戦力として使えないからです。ただ業界が同じであればこれまでの人脈やノウハウを引き続き活かせるのでその点は評価される可能性があります。
業界、職種どちらも変えるのはもっとも難易度が高く、給与も一時的にさがることもあります。新しい業界や職種でも即座に活用できるポータブルスキルが必要になってきます。
そもそもやりたいことがわからない場合
もし転職して新しいことにチャレンジしたいけど、やりたいことがわからないと悩んでいるのであれば一度キャリアコーチングの無料相談を受けてみることをおすすめします。
キャリアコーチングとはあなたがあなたらしい理想的なキャリアを築くために伴奏してくれるコーチングサービスです。初回の無料相談を受け付けているのでこれを利用しましょう。
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30代未経験転職を成功させる方法
転職活動の具体的なステップに入る前に、未経験転職を成功させるのに重要なポイントをまとめてお伝えします。
まずは未経験でなくとも、転職活動で大事なポイントについて、2つの視点と16のポイントをご紹介します。
転職活動で重要な2つの視点と16のポイント
①内定を取る!
②自分の希望を叶えられるか
転職活動においては、「内定をとる!」という視点と「この転職で自分の願いが叶うか」という2つの視点を持って進めていく事が重要です。
当たり前に感じるかもしれませんが、実際の選考が進むにつれて、いつの間にか内定をとる事がゴールになってしまったり、逆に企業を選定しすぎてそもそも受からないといった事態になりかねません。
内定を取得するためのアクションと自分の願いをかなえるためのアクションをしっかりと転職活動の中で重ねていくことが転職の成功につながります。
ここでは各16の成功ポイントについて細かい解説は省きますが、中でも重要なのは「転職で実現したいことを明確化すること」と「自分の希望と企業の希望のマッチング」です。
転職で実現したいことが明確でないと、どういった企業を受けて良いかわからず迷子になります。まずは現状の何が不満で、どういった点を改善したいのか具体的に言語化しておきましょう。
そして書類や面接で自分をアピールする際は常に採用側のニーズに合っている訴求ができているかに気を配りましょう。
企業側のニーズを正確にくみ取り、それに沿ったアピールをすることで成功率が高まります。
その他の成功ポイントについては「30代で転職を成功させる為の2つの視点と16のポイント」を参照ください。
未経験転職を成功させる7つのポイント
転職の成功ポイントを踏まえた上で、未経験転職の成功にはさらに7つの成功ポイントがあります。
鍵となるのは、未経験であっても通用するポータブルスキルを企業の求めている人材に沿った形でアピールすることです。
特に職種を変える場合は即戦力として通用しませんので、他の経験者候補を押さえてでも選びたくなるよう魅力を伝える必要があります。
また希望している職種の経験を経歴書に入れておくことも重要です。ただ何となく新しい職種あこがれているのでなく、すでに近しい経験をしていることをアピールしましょう。
転職活動の流れ
転職活動の流れは大きく「事前準備」→「企業選定・応募」→「選考(書類・面接)」→「内定・退職」と進みます。
それぞれの段階で活用できるツールもありますので、こういったツールを活用して賢く進めることで効率よく、満足度の高い転職を実現することができます。
ここから順を追って転職活動を成功させるプロセスを解説していきます。
事前準備
転職活動において一番重要なのが事前準備です。
多少時間をかけてでもしっかりと自分と向き合い転職の方向性や自分の強みを整理しておくことが転職成功につながります。
事前準備では自分の転職の軸、強みや特性、企業のニーズを把握。その上で一度、職務経歴書を完成させていきます。
「転職の軸」を定める
転職の軸とは「何のために転職をするのか」「転職をしてどんな希望を叶えたいのか」を明確にする作業です。
転職の理由は仕事内容、労働環境、年収など人それぞれです。また多くの場合明確1つの理由があるというよりは複数の理由や希望が混在しています。
実際の選考を進めていく中で転職の軸が定まっていないと、企業選定がうまくいかなかったり、内定がでても当初の希望と異なる転職をしてしまうケースもあります。
転職活動が始まるとゆっくりと考える時間がとれなくなるので、まずはじっくりと自分の今後のキャリアについて考えてみてください。
転職の軸の具体的な作り方は「【ワークシート付き】30代からの転職の軸の作り方」にもまとめていますので参考にしてみてください。
転職の軸を作りながら、いくつか転職に関する本を読んでみることもおすすめです。
終身雇用の崩壊、人生100年時代などの時代背景で転職や「働く」の定義が変わってきています。
転職をする上でどんなことを考えれば良いのか、今後のキャリアを作っていくのに何を重視すればよいのか、本で学べることは非常に大きいです。
最近はAudibleなどで本を隙間時間で聴くこともできるので、通勤時間中にインプットしながた理解を深めるのもおすすめです。
Audibleは、プロのナレーターが朗読した本をアプリで聴けるサービス。移動中や作業中など、いつでもどこでも本が聞けるので隙間時間を活用できます。
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「自己分析」で自分の強みを深掘り
転職の軸が定ったら、自己分析をして自分の強みや特性を把握しましょう。
自己分析では転職をするにあたり書類や面接でアピールできる強みを発掘するのが主な目的です。いたずらに自分の深掘りをする必要はありません。
これまでのキャリアを棚卸し、自分の強みをエピソードとともに言語化できる様にしていきます。
自己分析の具体的なやり方は「30代転職を成功させる「自己分析のやり方」〜ワークシート付き〜」を参照ください。
自己分析では診断ツールを活用するのも有効です。
楽しみながらいくつか試してみてください。
診断でわかること | 適職 | 適職 | 強み | 人格特性 |
費用 | 無料 | 無料 | 約2,000円 | 無料 |
会員登録 | 必要 | 必要 | 必要 | 不要 |
設問数 | 202問 | 90問 | 177問 | 60問 |
所要時間 | 約35分 | 約15分 | 約30分 | 約10分 |
公式サイトのリンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
気になる求人を転職サイトで確認する
自己分析で自分の強みが整理できたら、次に求人票をみて市場のニーズを確認します。
リクナビNEXT やdoda などの求人サイトに登録をして気になる求人をいくつかみてみましょう。
転職エージェントに登録すると転職活動をせかされる可能性がありますので、この時点では転職エージェントよりも自分で求人を検索できる転職サイト(求人サイト)の方がおすすめです。
おすすめの転職サイトは「30代向けおすすめ転職サイト ~各社比較&口コミ、選び方と上手な使い方~」にまとめていますので、参考にしてみてください。
気になる求人をみつけたらざっと内容を確認しましょう。
通常、求人票には求める人材として必須事項と歓迎事項があります。
業務内容と要望事項を眺めながら、どんな人材が求められているのかの理解を深めてください。
ここで注意したいのは未経験歓迎の表記はあまり気にしないことです。端的にいうと未経験歓迎の職種は人が集まらない質の低い求人である可能性があります。
まずは受かる、受からないを考えるよりも自分の希望にあった企業がどんな人材を求めているのかを把握してみてください。
気になる求人はお気に入りに登録しておきましょう。ここではまだ応募はしません。
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職務経歴書を作成する
自分の強みの整理と企業が求める人材が大体わかったら職務経歴書を書きましょう。
完璧でなくとも構わないので、一度ここで書き上げます。
転職活動の8割は職務経歴書の作り込みにかかっています。職務経歴書が企業のニーズに応えた納得感のあるものであれば、書類の通過率もあがりますし面接の内容も8割は職務経歴書の内容ですので受かりやすくなります。
職務経歴書の細かい解説は「受かる!30代転職での「職務経歴書の書き方」~要は企業ニーズへのマッチング~」で確認ください。
その上で未経験に特化した職務経歴書の書き方は「30代未経験転職での「履歴書、職務経歴書の書き方」」を参照ください。
ポイントは企業のニーズに合わせて自分の強みをアピールすることです。
未経験であってもポータブルスキルをうまく関連づけて納得感をだすことが可能です。
応募企業の選定をする
転職の軸を定めて、自分の強みと企業のニーズを把握した上でその内容を反映させた職務経歴書ができあがったら、いよいよ職活動本番です。
仕事がある中での1人で行う転職活動は大変ですが、活用できるツールもありますのでできるだけ利用できるツールは利用して効率よく活動を進めてみてください。
転職エージェントに登録
転職活動を始めるにあたってまず行いたいのが転職エージェントの登録です。
転職エージェントなしでも、転職活動はできますが転職エージェントは利用価値が非常に高く、合格確率もあがりますので利用しない手はありません。
特に未経験の場合は応募企業の情報を少しでも入手したいので、情報源としても貴重です。
- 求人紹介
- 書類添削や模擬面接サポート
- 応募企業の情報を入手できる
- 面接などのスケジュール調整
- 難しい交渉の代行
転職エージェントはいくつか種類があり、それぞれ特徴があります。
ただ最終的にはどの会社というよりもどの担当に当たるか、担当との相性がキーになります。
担当の比較検討をする意味でも、まずは5〜6社のエージェントに登録してそこから2〜3社に絞るのがおすすめです。
転職エージェントの選び方は「【完全ガイド】30代におすすめの転職エージェント~選び方のポイントと各社口コミ比較~」を参照ください。
転職エージェントを利用する際に気をつけたいのは転職エージェントに主導権を握られないことです。転職エージェントは立場としては応募企業側です。転職エージェントとしては転職が成立しないと売上もあがらないので、転職を急がせたり、強引に内定承諾をさせようとするケースもあります。
転職エージェントは主体的に使いましょう。具体的な転職エージェントの使い方は「転職エージェントの効果的な使い方 ~登録前に必ず知っておくべき活用法~」にまとめていますので是非チェックしてください。
圧倒的な求人数!転職するならまず登録したいエージェント
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ヘッドハンターからスカウトを受けられる
自分の市場価値確認にも便利
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業界に精通した質の高いエージェント
外資系、日系グローバル企業にも強く独占求人も豊富
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応募企業の選定
転職エージェントの登録が済み、求人紹介をうけたら応募企業の選定をします。
「自分の転職の軸に合っているか」という視点で企業を選んでいきます。
未経験転職の場合はあまり間口を狭めずにさまざまな求人をみることをおすすめします。
転職での書類の通過率は30~50%(マイナビ調査)と言われていますが、未経験、特に30代で職種を変える転職は書類の通過率が低くなります。私は39歳で異職種に転職しましが、20社ほど受けて通過は3社でした。
数打てば当たるというわけではないのですが、あまりこだわりすぎずに企業選定を行ってみてください。未経験者は書類でかなり落とされるということを念頭に応募プロセスを進めると心の準備がもできるかと思います。
企業研究をしてから、書類をブラッシュアップ
選考企業の選定が済んだら、トップ5〜10社の企業研究をしましょう。
各社がどのような人材を求めているのか求人票やホームページを確認します。今回の採用に関するニーズだけでなく、会社全体としての課題や特徴、理念なども把握できるとよいです。
企業研究の詳しいやり方については「図解!転職成功に必須な「企業研究のやり方」~3つの目的と4つのタイミング~」」で解説していまます。
企業のニーズが十分つかめたら、職務経歴書のブラッシュアップを行います。
転職エージェントにも添削をお願いしながら、職務経歴書をより魅力的に企業に刺さるように仕上げていきます。
すべての企業向けに職務経歴書をそれぞれカスタマイズする必要はありませんが、志望度が高い会社に関してはその会社専用の職務経歴書を作成することで書類の通過率もあがります。
未経験転職での肝は職務経歴書ですので、大変かとは思いますが納得できるものに仕上げてみてください。
企業への応募をする際に気に留めておきたいのは応募するタイミングです。
企業への応募はできるだけ同じタイミングですることをおすすめします。内定がでるタイミングをできるだけ合わせるためです。
内定がでるタイミングがずれると例えば第二希望のA社からは内定がでたが第一希望のB社がまだ一次面接前ということが起こり、A社の内定を受けるかどうかの難しい決断を迫られます。
各社の選考スピードは異なりますのでうまく合わない場合もありますが、結果が全てでた上で転職の決断ができるよう応募のタイミングはできるだけ合わせたいところです。
選考を受ける
志望企業に応募が完了したら、書類選考の結果を待ちます。
通常1週間ほどで結果がでるのが一般的です。
もし結果が振るわなかった場合はどんなポイントが足りなかったのか転職エージェントに確認をしてもらいましょう。今後の参考になります。
書類が通過したら面接対策に移りましょう。
面接対策
書類選考を突破したら面接対策を行います。
面接で聞かれることは8割方決まっています。
必ず聞かれる質問についてはしっかりと準備をしておきましょう。
- 自己紹介
- 職務経歴(自己PR)
- 転職理由
- 志望理由
- 逆質問
それぞれの質問に対する回答のポイントは「面接通過率87%の筆者が語る:30代転職を成功に導く「面接対策」」にまとめていますので参照ください。
未経験転職での面接のポイントは「経験者が語る!30代「異業種/異職種の面接対策」〜アピールすべき3つのポイント〜」で細かく解説しています。
面接で採用担当がみているポイントは2つ。
「応募ポジションで活躍できるか」「企業に定着して長く勤めてもらえるか」です。
この2つのポイントを満たす様な受け答えが重要です。
また面接では話す内容以上に話し方や態度などノンバーバルコミュニケーションも重要です。
書類を通過したということは企業が求めているベースとなるスキルは持ち合わせているということですので、自信を持って面接に臨んでください。
SPI対策
企業によっては選考にSPIのテストがある場合があります。
SPIでは通常、言語、非言語、適性診断が行われます。
新卒の時にSPIを受けたことがあるかと思いますが、新卒に比べるとボーダーラインは低めな印象です。ただ最低限のラインは超えていないと足切りにあってしまうのでしっかり準備はしましょう。
企業が使うSPIにはいくつかの種類がありますが、実はどの種類のSPIの問題がでるか事前にわかる方法があります。
SPIの種類を見抜く方法は「【裏技】「転職でのWeb版SPI対策」 〜事前にテストを見分けて準備しよう!〜」で解説していますのでチェックしてみてください。
SPIの種類がわかったら該当の問題集を購入してとにかく問題をどんどん解いて試験までに慣れておきましょう。
内定から入社まで
条件交渉・内定受諾
最終面接を通過したらいよいよ内定です。
希望の企業から内定がでて気持ちよく快諾となれば問題ないのですが、せっかく内定がでても「本当にこの会社でいいのだろうか」「そもそも本当に転職した方がいいのだろうか」などと急に不安になることも珍しくありません。
実際私も内定が出た際は非常に悩みました。
内定に迷った際は転職の軸に立ち戻り、この企業に転職することで自分の希望が実現するのかを再確認する必要があります。疑問点がある場合は追加面談を申し込むのも有効です。
その他後悔のない決断をするための方法は「転職の内定で迷う!後悔しない決断をするための8つの方法」にも明記していますので参考にしてみてください。
もし必要であれば条件交渉も可能です。
難しい交渉は転職エージェントを通して行った方が良い場合もありますが、重要なポイントは自分自身で確認した方が間違いがありません。
ただ内定がとれたからといってあまり強気に交渉するのは、入社後の印象にも影響しますのでご注意ください。
退職交渉
内定を受諾したらすぐに退職交渉を進めましょう。
退職交渉は思いの外難航することがあります。特に現職の在籍期間が長い人は企業への情もありますので要注意です。
私の場合は上司、前の上司、本部長、役員と4名と合計6回の面談をすることになりました。ここまで多いことは稀だとは思いますが、退職交渉では、断固たる態度で臨むのが正解です。
- 内定受諾後、できる限り早く報告する
- 相談ではなく報告をする
- 引き留めに合わない転職理由を用意する
- 退職日の確定をする
- 引き継ぎの計画を伝える
- 不満でなく希望を伝える
退職交渉は主体的にすすめましょう。
まずは退職日を決めて引き継ぎの計画も立てておきます。その上で上司に時間をもらい退職の旨を伝えましょう。
退職を伝える際はすでに退職の決意を決めており、相談ではなく報告だということ。理由は自分のキャリアの希望を叶えたいためとしておくことが賢明です。不満を口にするとその不満解消の提案をしてくる場合があり、うまく交渉がすすまないケースがあります。
具体的な交渉方法については「スッキリ退職!【退職交渉の進め方】上司への伝え方のポイント例文付き」も参照ください。
もしブラック企業相手に退職を切り出すのが怖いという場合は無理に勇気をだして傷つくよりも退職代行サービスを積極的に活用しましょう。相手がブラックな場合は何もきにする必要はありません。転職代行サービスを活用すれば即日退社も可能です。
最後に
お疲れ様でした。
無事自分の希望に添った転職ができた方は、おめでとうございます。転職活動がうまくいかなかった方も活動を通して新しい気づきがあったのではないでしょうか?
本サイトが少しでもあなたの転職活動に役に立っていれば嬉しいです。
未経験転職は転職活動も難しいですし新しい会社に入ってからも大変です。それでも新しい環境にチャレンジすることで多くの学びがあると実感しています。
自分の実績を積み上げていくことも重要ですが、これからの時代いかにこれまでの自分を壊して新しいことへチャレンジできるかが問われいている気もします。
転職に限りませんが、常に新しいチャレンジを続け自分の選択肢を広げることが、より自由に自分らしく生きることにつながると感じます。
姉妹サイトのLife Goでは新しい発見や学びにつながる発信もしていますのでよかったら覗いてみてください。
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